TL第6節vsブランデュー弘前

6月18日日曜日胆沢川桜づつみ多目的広場にて、東北社会人サッカーリーグ1部第6節が行われた。前節一目千本桜FCに0対10で大敗し、全体でのミーティングやポジション毎のミーティングを行い、今節に臨んだ。対戦相手は、ブランデュー弘前。現在首位を走るチームで、5戦終え、32得点、0失点と驚異の結果を出し続けている。

フォーメーションは前節同様、5-1-4-0。スターティングメンバーは、GK21番菊池、DFは右から、22番佐々木、20番田村、19番佐藤達也、10番千葉龍二、17番千葉一樹。MFは、アンカーに7番今松、右サイド9番佐藤史也、インサイドハーフに6番藤原直哉と14番石母田、左サイドは2番後藤の布陣。リザーブメンバに、1番根本、4番朝日田、15番押切、18番佐藤真、23番今野、27番菊地秀俊、29番小川。この布陣の狙いは、少しでも長く0点で抑え、残り20分で勝負をかけたい。

弘前ボールでキックオフし、立ち上がり相手もこちらの引いた作戦に、戸惑いながらも、サイドチェンジやドリブル、多種多様な攻撃で襲い掛かってくる。前半14分ハーフライン右側からのフリーキック、20番田村が蹴ったボールはスリッピーなピッチでボールが伸び、そのままゴールへ向かうも、ゴールポスト直撃で先制ゴールとはならなかった。しかしこの1プレーで弘前の選手が目の色を変える。前半16分ペナルティーエリア左角付近でのフリーキックから、飛び込んできた選手にドンピシャに合わせられ、失点をしてしまう。まだ早い時間ということもあり、これ以上の失点は許さない展開に。ミーティング通り、ブロックの形成、中盤のプレスバックも徐々にはまりだし、攻撃への機を狙う。しかし、相手も奪われボールに対し、一人目がボールホルダーに素早く、激しくプレッシングをかけ、自由を奪い来ている間に、複数人で囲んでボールをかっさらい、カウンターを仕掛けてきた。10番千葉龍、19番佐藤達、20番田村が必死に相手の攻撃をはじき返した。

前半このまま0対1で終えるかと思ったアディショナルタイム、一瞬の隙を突かれ、ロングボール一本でDFラインを突破され、最後の砦21番菊池と1対1になるも、交わされ追加点を与えてしまい0対2で折り返す。

ハーフタイムは選手の交代はなく、同じメンバーで行くが、ベンチメンバーにはいつでも出られるように準備させる。後半8分、左サイドから個人技で突破され、カバーが行く前に正確なクロスに同サイドのサイドバックが飛び込んできて、3失点目をしてしまった。スピーディーかつダイナミックな展開に、首位の力を感じた。その後、後半18分18番佐藤真と23分29番小川を投入し、攻撃に転じる為、フォーメーションも4-1-4-1に変更。しかし一矢報いる為にリスクをかけた分、守備が薄くなり、5分間で3失点してしまう。ここまで耐えてきただけに、肉体的にも精神的にも苦しくなる。しかし諦めずに、チャンスを作る。6番藤原直、14番石母田、途中出場の4番朝日田のコンビネーションでゴール前へ。4番朝日田シュートチャンスで相手のブロックを察知し、左に走った14番石母田へパスするも、僅かに相手GKが先に触り、守り切られてしまう。1点が遠いとは正にこのことだ。後半44分カウンターのシーンで10番千葉龍が足を攣り、数的不利のままカウンターで被弾してしまい8失点目。交代も3回しており、補充出来ないままアディショナルタイム5分が表示された。これ以上は失点したくない奥州に対し、更に点を取りたい弘前の猛攻が続き、更に2失点してしまい、10失点。ここで試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

ここ3試合で27失点と目を背けたくなる試合が続くが、心が折れてはいけない。諦めずに修正を重ねて次節6月25日七ヶ浜スタジアムにて七ヶ浜SCと対戦する。現在5位と好調のチームではあるが、何としてでも、勝ち点をもって帰りたいところだ。

負け越しており、苦しい状況も続いておりますが、引き続き応援よろしくお願いいたします。